週明けにかけて大雨に注意・警戒を 近畿でも警報級大雨のおそれ
週末は大雨に警戒を
きのう21日(金)には近畿・東海・関東甲信地方で「梅雨入りしたとみられる」と気象庁から発表がありましたが、きょう22日(土)は中国・北陸地方で梅雨入りの発表がありました。 きのうは鹿児島県内で線状降水帯が発生するなど、すでに記録的な大雨となったところもある中、この先も日本付近には梅雨前線が停滞する見込みです。 そのため、週末から週明けにかけて西日本・東日本・東北地方では警報級の大雨となるおそれがあります。 きょう22日(土)は西日本を中心に雨となり、雷を伴って非常に激しく降るところもあるでしょう。あす23日(日)の朝にかけて予想される24時間降水量は、九州北部で200ミリ、九州南部では150ミリと、西日本を中心にまとまった雨となりそうです。 また、あす(日)以降は東日本や東北地方へも雨の範囲が広がる見込みです。あさって24日(月)にかけては広い範囲で大雨となるおそれがあり、土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
近畿地方でも、きょう(土)の午後からは次第に雨となり、あさって(月)の朝にかけては雨が降ったり止んだりするでしょう。 あすの朝にかけての24時間降水量は多いところで100ミリ、さらにあさっての朝にかけては150ミリと予想されています。 今夜からあさってにかけては近畿地方の広い範囲で大雨警報を出す可能性があるとして、気象庁では注意を呼びかけている状況です。 なおこの週末は、特に夜間に雨脚が強まる見込みで、今夜からあすの明け方、そしてあすの夜からあさっての明け方にかけては土砂災害や河川の増水などに十分注意してください。
雨だけはなく、蒸し暑さにも注意が必要です。 梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、きょう(土)以降は湿度も高くなるでしょう。 あす(日)の大阪の最低気温は25度の予想で、近畿地方でも今季初の熱帯夜となり、今夜以降はより蒸し暑く感じられそうです。夜間の熱中症などにもお気をつけください。 空模様としては来週以降も、くもりや雨の日が多く、梅雨入り早々、近畿地方では大雨が続く可能性があります。 この先も最新の気象情報にご注意ください。 (ABCウェザーセンター)
【関連記事】
- ▶電気・ガス料金の補助金再開へ 冷房使用の増える8月から3ヵ月間 秋以降は年金受給者などに新たな給付措置も
- ▶増えてます「スキマバイト」利用者 空いた時間にサクッと働けると“副業”始める人も 人手不足の医療現場に導入広がる
- ▶取得は任意でも…アレもコレも“マイナカード”に 携帯契約の本人確認で必要に? 12月には“マイナ保険証”一本化 「事実上の義務化では」指摘も
- ▶“一部損壊”は国の支援対象外! 返済中の住宅ローンは? 大災害であなたの住まいが被害を受けたら 事前に備えたい“お金の知識”【大阪北部地震から6年】
- ▶外国人観光客だけ“入城料4倍”!? 世界遺産・姫路城で値上げ論争勃発 ピラミッドもベルサイユ宮殿…もすでに“二重価格”