「繊細な花びらの模様がきれい…」とスマホで何枚も撮影…アケボノソウが見頃 標高1200mの高原に秋の訪れ
長野県根羽村の茶臼山高原の茶臼山湖周辺で、アケボノソウが見頃を迎えている。愛知県境に位置し、標高は約1200メートル。エンシュウツリフネソウやカワチブシの開花に続き、高原に秋の訪れを告げている。 【写真】花びらの拡大写真 小さな斑点の模様が愛らしい
リンドウ科のアケボノソウは花の大きさが2センチほど。二つの大きな黄緑色の斑点と黒色の斑点があるのが特徴。愛らしい様子を写真に収めるため訪れる人が多い。湖の周囲を散策すると、多くの花が咲いて山に彩りを添えていた。
近くのカエル館・茶臼山高原両生類研究所によると、8月下旬から咲き始め、9月末まで楽しめるという。名古屋市から訪れ、アケボノソウを初めて見たという中島保彦さん(56)は「繊細な花びらの模様がきれい」とスマートフォンで何枚も撮影していた。 (北沢博臣)