【F1日本GP:順位】角田裕毅&RB「最高のタイヤ交換」で母国GP初入賞!ホンダの地元・鈴鹿でレッドブルが1-2!スタート直後には赤旗中断
F1第4戦日本GPの決勝レース(53周)が鈴鹿サーキットで行われた。気温21度、路面温度33度で、気持ちの良いコンディションだ。 ●【2024F1第4戦日本GP】決勝レースの結果、タイム、周回数 優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)で、予選から強さを見せたレッドブルF1はホンダの地元で1-2フィニッシュを達成した。3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。 HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、角田裕毅(RB)が10位で念願だった母国での1ポイント獲得、ダニエル・リカルドは1周目にクラッシュしてリタイアした。 ■角田裕毅とRBピットクルーが最高の仕事を見せる 23周目、角田裕毅はライバル5台と同時にピットインしたが、RBのピットクルーが素早いタイヤ交換で同時に入ったライバル勢を一気に抜いて順位を上げた。角田は無線で「最高の仕事だ」と讃えた。 33周目にターン6(逆バンク)で大外からニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)をオーバーテイクして順位を上げると、そのまま順位を守ってフィニッシュした。 F1日本GPで日本人が入賞したのは、2012年に小林可夢偉(当時ザウバー)が3位表彰台を獲得して以来、12年ぶりとなった。 ■いきなり赤旗中断 スタート直後のターン2出口からS字に向かう短いストレートで、ダニエル・リカルド(RB)の右リアとアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)の左フロントタイヤが接触。リカルドはスピンしながら制御不能のままタイヤバリアへクラッシュした。アルボンもコントロールを失ってタイヤバリアへ真っ直ぐ突っ込んだ。どちらもかなりの衝撃に見えたが、クラッシュした2人は自らマシンを降りて、身体は無事だ。 クラッシュ後にすぐにイエローフラッグが出たが、直後に赤旗中断となった。残りの全18台はピットレーン上にマシンを並べ、ドライバーたちはマシンから降りて、チームとこの後の戦略について話していた。 ■暫定結果:F1日本GP 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 2 S.ペレス(レッドブル) 3 C.サインツ(フェラーリ) 4 C.ルクレール(フェラーリ) 5 L.ノリス(マクラーレン) 6 F.アロンソ(アストンマーティン) 7 G.ラッセル(メルセデス) 8 O.ピアストリ(マクラーレン) 9 L.ハミルトン(メルセデス) 10 角田裕毅(RB) 11 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 12 L.ストロール(アストンマーティン) 13 K.マグヌッセン(ハース) 14 V.ボッタス(Kickザウバー) 15 E.オコン(アルピーヌ) 16 P.ガスリー(アルピーヌ) 17 L.サージェント(ウィリアムズ) ー G.ジョウ(Kickザウバー) ー D.リカルド(RB) ー A.アルボン(ウィリアムズ)