【ACLE初黒星のJ1川崎が抱いた悔恨と進化へのヒント(2)】瀬川祐輔「もっと早く気がつくべきでした」と山本悠樹「真ん中の選手の役割」に込められた、成長の手がかり
90分間で放ったシュート数が14対11。そのうちゴールの枠をとらえたのが8対5。いずれのスタッツでも光州FC(韓国)を上回った川崎フロンターレが、ホームのUvanceとどろきスタジアムを熱狂させかけたのは45分だった。 ■【動画】山本悠樹から瀬川祐輔へ! 川崎フロンターレが迎えた決定的なシュート場面!■ 光州の先制点となった22分のPKにつながるミスを犯したDF高井幸大が、気持ちを奮い立たせながらボールを敵陣へもち運んだ直後。高井の縦パスを受けたボランチの山本悠樹が、振り向きざまにスルーパスを最前線へ通した。 ターゲットは1トップの小林悠ではなく、右サイドハーフで先発していた瀬川祐輔。1日に行われたAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の東地区リーグステージ第2節。川崎の最大の決定機は右コーナーキックへ変わった。 右足で放ったシュートを、光州の守護神キム・ギョンミンの左膝で防がれてしまった瀬川は「自分の技術不足、僕の責任です」と悔しそうに振り返った。 「悠樹(山本)からいいボールが出てくると思っていた一方で、悠樹のパスが相手に触られるかもしれないと一瞬、思ってしまって。そのときの対応も考えながらの裏への抜け出しだったので、反応が半歩ほど遅れてしまった。相手のゴールキーパーが飛び出してくるのは見えていて、右に浮かせようと思ったけどちょっと難しかった。しっかりとボールを浮かせていたら、入っていたと思う」
■「もっと早く気がつくべきでした」
ぎりぎりの攻防は相手キーパーに軍配があがった。もっとも、ここで素朴な疑問が残る。サイドハーフの瀬川が、なぜ光州ゴール前の中央にいたのか。 「あの時間帯はいろいろな選手が降りるとか、裏を狙うといった形で、ポジションを決めずにビルドアップに関わっていた名残で、空いているところに走りました」 流動的なポジショニングが奏功したと明かした瀬川は、さらにこう続けた。 「前半の30分すぎくらいから、相手がマンツーマンでくる分、形を決めずに流動的に走りながらパスを回していました。それまでは立ち位置を決めてプレーしようとして、相手にはめられ続けていた。さらに予想以上に相手のビルドアップの質も高く、うまくはめられなかった。そこにストレスを感じすぎていたなかで、選手同士で話して変えていったんですけど、もっと早く気がつくべきでした」 5-1で快勝した9月27日のアルビレックス新潟戦に続いて、公式戦で先発フル出場を果たした山本も、敗因を「前半のすごし方です」と振り返る。 「ビルドアップするチームに対して、マンツーマンでこられると苦戦するのがわかっていた。そこで前半をある程度、しょうがないと割り切れるかどうか。押し込めば相手の全員が戻る、というスカウティングも入っていたので、ああいう(流動的な)攻撃を前半のもっと早い段階からできれば。そのへんはまだまだかなと思う」
【関連記事】
- ■(この記事の続きを読む)【ACLE初黒星のJ1川崎が抱いた悔恨と進化へのヒント(1)】三浦颯太、瀬川祐輔、遠野大弥が口を揃えたピッチ上での戸惑い。その中で高井幸大が「もっと必要」と話す戦い方とは
- ■「奥さん美人すぎる」「めちゃくちゃ可愛い」J1川崎MF橘田健人の祝福に駆け付けた「美人妻」にファンざわめく!「奥様めっちゃキレイなお方ですね…!」と注目集まる【人気記事】
- ■「身長差がいい感じ」川口春奈と三笘薫の「肩くっつけショット」が大反響!「え!かわいい!かっこいい!最高」「この絵最強過ぎる」とファン興奮【人気記事】
- ■「奥さん美人すぎる」J2清水DF高橋祐治の「元AKB48メンバー妻」がスタジアム来場で大反響!「Jリーガの奥さん綺麗過ぎてビビるシリーズ」などファン驚き
- ■「ほんまに綺麗すぎる…」「無双の美しさ」アーセナルMFの世界的美人妻の「ユニフォームワンピ姿」が話題に! 「勝利の女神」と称えられた衝撃的投稿