（写真：KBS京都）

東海道沖の台風10号は、1日正午の観測で熱帯低気圧に変わりました。しかし台風の影響で東海道新幹線は一部の区間で運休しました。京都の観光地でも、いつもの週末に比べて閑散としていました。東海道新幹線は台風の影響による大雨のため、1日、三島駅から名古屋駅の間で運転を見合わせ、ＪＲ京都駅では午前9時半すぎ、外国人観光客が大きなキャリーケースを掲げて、駅員に払い戻しや代替ルートについて尋ねる姿が見られました。ＪＲ東海は2日の始発から東海道新幹線全線で通常通り運行します。またＪＲ西日本は、山陽新幹線の新大阪～博多間で2日始発から、通常通り運行します。東京から出張で京都を訪れている男性は「名古屋から甲府を回って、中央線で東京まで帰ることにした。所要時間が5～6時間なので、いつもより3時間くらい余計にかかる」と話していました。一方、観光地・嵐山では台風10号による被害などは今のところ確認されていません。1日は、いつもの週末の半分以下の人出ながらも、訪れた観光客は渡月橋からの景色を写真に収めたり、商店街で買い物や食べ歩きを楽しんだりしていました。