忘新年会シーズン 実施は55.4% コロナ禍後最高もコロナ禍前の水準には届かず 岩手
12月も中旬にさしかかり、岩手県内は忘年会シーズンを迎えましたが、忘新年会の実施率はまだコロナ禍前に戻っていないことが分かりました。 東京商工リサーチ盛岡支店が実施したアンケートによりますと、岩手県内の企業で「2024年、忘新年会を実施する」と回答した企業の割合は、全体の59.6%。 新型コロナが5類に移行した2023年の55.9%よりわずかに上昇したものの、コロナ禍前の2019年の78.4%には届いていないことが分かりました。 コロナ禍前は実施していたが、今回は実施しない理由として最も多い理由は「開催ニーズが高くない」で、実施しない企業の中で63.6%となっています。 東京商工リサーチ盛岡支店は、忘新年会が行われなくなっていることについて「コロナ禍を契機に、コミュニケーションのあり方が大きく変わり、親睦や一体感を求める時代は変化を迎えたのかもしれない」とコメントしています。
IBC岩手放送