「チームに必要とされる選手に」西武育成3位・ラタナヤケがプロの舞台へ決意新た!
1日、西武の新入団選手発表会が所沢市内で行われた。指名14選手と並んで登壇した西口 文也新監督は「埼玉西武ライオンズの力になって欲しい14人の選手たちです」と新人選手達に期待の言葉をかけていた。 【一覧】西武のドラフト指名選手 ドラフト1位の齋藤 大翔内野手(金沢)をはじめ、指名選手が横一列に並ぶ中、注目したいのが育成3位指名のラタナヤケ・ラマル・ギービン外野手(大阪桐蔭)だ。スリランカ人の両親を持つ長距離砲は、高校通算33本のパワーを武器に下級生の頃から名門でスタメンを勝ち取った。最終学年は控えに回ったが、2年時の明治神宮大会では、逆方向へライナー性の打球で本塁打を記録するなど、大舞台でも持ち前の長打力を証明してきた。 この日は初披露となった背番号「132」のユニフォームに袖を通し、会見に臨んだ。冒頭の挨拶では"本塁打王"と書かれた色紙を手に持ち、決意を新たにした。「まずは支配下登録を勝ち取り、持ち味の長打力でホームランを量産し、チームに必要とされるような選手になれるように頑張りたいと思います」とプロでの抱負を語っていた。 会見で自身の名前の由来について問われると「"太陽のように輝く男の子"という意味を込めて名付けられました」と明かした。世代屈指のパワーを活かし、高校の先輩にあたる中村 剛也内野手(大阪桐蔭)のように、フィールドで輝く姿をファンに届けたいところだ。