【新車】2025年新型「クラシック350」はなんとナビゲーション内蔵!レトロかわいい新色も揃って69万4100円から登場
現存する世界最古のオートバイメーカー・ロイヤルエンフィールドから、現行ラインナップ中で最もレトロなスタイルが特徴の「CLASSIC 350(クラシック350)」2025年モデルが発売された。シルエットは従来のままだが、灯火類のLED化、「トリッパーナビゲーション」装備など、モダンなアップデートを受けた。販売予約は2024年11月10日より開始、価格は69万4100円からとなる。 【画像】2025年新型「クラシック350」をギャラリーで見る(17枚) 文/Webikeプラス 川越 雅樹
名前通りのクラシカルなスタイルをそのまま、新機能採用でパワーアップ!
1901年に最初のモデルを製造した、120年以上の歴史を持つロイヤルエンフィールド。古き良き時代のモーターサイクルのスタイルを固持するその姿勢は最早ゆるぎない個性といえるが、現在のラインナップの中でも最もその血統を色濃く残しているモデルが、排気量350ccの「クラシック350」だ。 今回発表された2025年モデルでは、新たにLEDのヘッドライトやパイロットランプ、メーターディスプレイに追加したギアポジションインジケーター、USB Type-Cコネクターなどを装備。古めかしいスタイルと両立する、現代的な信頼性と利便性を高める機能で強化された。 さらに上級仕様となるダーク・シリーズおよびクローム・シリーズには、調整機構付きブレーキ&クラッチレバー、LEDウインカーとともに、「トリッパーナビゲーション・システム(ディスプレイ)」を標準装備。特に注目したい新装備がトリッパーナビゲーションだ。これは既に「ヒマラヤ」や「メテオ350」等の一部モデルで採用されていた、スマホ連携により矢印のみのシンプルなナビゲーションを表示できるシステム。ナビとしての機能は必要最低限だが、クラシカルなコクピットのスタイルにスマホスタンドは似合わない……というライダーにとっては、非常にうれしい充実装備だ。 カラーラインナップはグレードごとに設定されており、5シリーズ/合計7色の煌びやかな新色に一新。クラシックシリーズが継承してきた美しさとキャラクターはそのまま、「ヘリテージ」グレードにマドラス・レッド、ジョードパー・ブルーの2色、「ヘリテージプレミアム」グレードにメダリオン・ブロンズ、「シグナルズ」グレードにコマンド・サンド、「ダーク」グレードにガン・グレー、ステルス・ブラックの2色、そして最上級の「クローム」グレードにエメラルドが採用された。ビンテージスタイルからミリタリースタイル、ストリートスタイルまで幅広くカバーするバリエーションは、男女を問わず注目を集めること必至。 価格はグレードごとに異なり、最も手頃なヘリテージ・シリーズは69万4100円。最上級のクローム・シリーズは72万8200円となっている。