和歌山市・地下水の有機フッ素化合物の検査開始へ
発がん性が疑われている有機フッ素化合物(PFOS)が飲料水に含まれていないかが問題になっているのを受け、和歌山市は市内の地下水の調査を行うことになり、開会中の和歌山市議会9月定例会に関連する議案を提案しています。 予算規模は110万円余りで、和歌山市は市内13か所の井戸水を検査することにしていて、2024年度中に結果を公表します。 PFOSという物質は、界面活性剤や撥水剤などに使われている有機フッ素系化合物で、発がん性など人体への影響が疑われていて、全国の水道水で調査が行われています。 和歌山市では水道水の水源の調査を行っていますが、いずれの調査地点でも基準値を下回っていることを明らかにしています。