令和のいまならヒット間違いなし!? 三菱「ミニカトッポ」はスーパーハイト軽ワゴンの先駆けでした…チョロQみたいなスタイルがカワイイ!
NAエンジンながら52馬力を発生していた
そんなミニカトッポはベース車がミニカということもあり、商用モデルを除き、DOHC 15バルブの3G83型エンジンを搭載していたことも特徴のひとつで、ECIマルチと名付けられたインジェクションモデルではNAながら52psという高出力を実現していたのだ。 さらに1992年1月に追加されたキャンバストップ仕様の「Qt」には、3G83型のインタークーラーターボ仕様が搭載され、64ps/9.8kgmの出力を発揮していた(NA仕様のキャンバストップ仕様、Qcも存在)。 今ではなかなか見かける機会も少なくなった初代ミニカトッポではあるが、スーパーハイト軽ワゴンの元祖的存在でありながら、ユーティリティ的にはかなり高い完成度を誇っていた1台と言えるのではないだろうか。
小鮒康一(KOBUNA Koichi)