セルティック前田が今季CL3点目 味方のミスを帳消しにする会心弾で試合の最優秀選手に
◇欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第5戦 セルティック 1―1 クラブ・ブリュージュ(2024年11月27日 英国・グラスゴー) セルティック(スコットランド)のFW前田大然がホームのクラブ・ブリュージュ(ベルギー)戦で今季CL3点目となるゴールを決めて1―1の引き分けに持ち込んだ。 前半26分に相手のプレスに慌てたDFカータービッカーズのバックパスがそのままゴールに吸い込まれるオウンゴールとなって先制を許したが、前田が後半15分に同点弾。ペナルティーエリアの左ライン際でボールを受けると、左足の巧みなワンタッチで相手選手をかわし、右足でファーサイドのポストを叩くCLでは3試合ぶりの一撃を決めた。 試合はそのまま引き分け、前田は後半31分に交代。試合の最優秀選手に選ばれた。英紙ガーディアンは「前田がミスを救い、セルティックに勝ち点をもたらす」と報道。MFマクレガー主将は「なんというシュートだ。素晴らしいタッチとフィニッシュ」、GKシュマイケルも「大然はトップクラスの選手。あれだけの移動後でも、あんなプレーとエネルギーでチームを前進させる」と指摘。日本代表でのW杯予選からチームに復帰後、23日の国内リーグでもアシストを記録していたアタッカーを称えた。 FW古橋亨梧は前田とともに後半31分に退き、MF旗手怜央はフル出場。チームは2勝2分け1敗で勝ち点8とし、36チーム中で20位となっている。