ONE N' ONLY・沢村玲 、初ベッドシーンの相手が「別府由来くんで良かったと思います」
今回、ご紹介するのは、『ハッピー・オブ・ジ・エンド』。愛に飢えたふたりが出逢い、互いの過去や心の傷を狂おしいほどの深い愛で満たしていく、センセーショナル・ラブストーリーです。ケイト/浩然(ハオレン)役の沢村玲さん(ONE N' ONLY)と、柏木千紘役の別府由来さんにお話をうかがいました。 【画像】きゅんきゅんするカッコよさ! 沢村玲さん 、別府由来さんのショット集はコチラ。
「ふたりの掛け合いを多くのかたにご覧いただきたいです」
【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 201 『ハッピー・オブ・ジ・エンド』の原作は、累計発行部数31万部を超え、BLアワード2022のディープ部門第1位を獲得した、人気作家・おげれつたなか氏による、同名タイトルのBL漫画です。 このたび、注目の若手スター、沢村玲さん(ONE N' ONLY)と別府由来さん、そして、実力派スタッフ陣で実写ドラマ化されました。 家族から勘当され、空腹で金もない柏木千紘(別府由来さん)はある夜、行きつけのバーで超タイプの男ケイト(沢村玲さん/ONE N' ONLY)と 出会い、一目惚れ。 好感触に喜んだ千紘は一緒にホテルに向かいますが、抱き合っていると不意にケイトに激しく殴られて気絶。翌朝、ゴミ捨て場で目覚めた千紘は、ケイトがある探し物をしていたことを知ります。 目当ての物がないと分かったケイトは「消えて」と言い放ち、その場を去ろうとしますが……。美しく切ない、孤独なふたりの運命を目に焼き付けてください。 ーークールなケイトは、明るいイメージの沢村さんとは、全く違う性格のように感じます。役柄とご自身が似ているところは? 沢村さん 確かに、この役を演じるのは、自分にとって大きな挑戦でしたが、自分自身のなかに持っているものから、役柄にについて考えました。そして何よりも、前作『彼のいる生活』のプロデューサーさんや監督さんをはじめとするチームとこの作品に携わることができ、うれしかったです。 別府さん 根本的には千紘と似ている部分は多いですが、ピュアなところも千紘と似ていると思います(笑)。 ーーおふたりは同じ事務所に所属されていますが、これまでに何か交流はありましたか? 沢村さん 実はこの作品の出演が決まる前に、共通の知人を介して出会っていたんです。 別府さん 共通の知人というのが、事務所の後輩、葉山侑樹(はやま・ゆうき)くんなんです。今、『爆上戦隊ブンブンジャー』でブンブルーを演じています。 沢村さん いろんな意味で縁があるなと思いました。 ーーこの作品で共演して初めて気づいた、お互いの魅力について教えてください。 沢村さん 別府くんはピュアで努力家です。彼は現場で監督から提案を受けたら、アツい気持ちで、自分のできることを全部やろうとする。 培ってきた技術を引き出していくことも重要だと思いますが、人の気持ちを動かすのは、そういうところだと思うんです。徹底的に向き合っているところが、役者としてすごいなと思いました。 別府さん うれしいです。僕は、真面目だと言われることが多いんですが、玲くんは僕以上に真面目なんです。負けないぞ! と思えるほど、お互いを高め合える存在でした。 ーーもっとも印象に残っているシーンを教えてください。 別府さん どのシーンも印象に残っているんですが、ananだからベッドシーンにしようかな(笑)。僕はベッドシーンが初めての経験で、緊張しましたが、現場のみなさんがアットホームで演じやすい環境にしてくださったんです。 手の先まで意識して、しっかりと感情を乗せて演じたので、印象的なシーンになっていると思います。細部まで観ていただき、きゅんきゅんしていただけたらうれしいです。 沢村さん 僕もベッドシーンは初めてでした。ケイトがどのような表現をするかで、監督とすごく話し合いました。そのとき、別府くんが「そうやって悩んでいる姿がケイトなんじゃないの?」と言ってくれたんです。その瞬間、僕のなかで何かすっと落ちるものがありました。 難しいシーンもみんなで乗り越えることができたので、相手が別府くんで良かったと思います。いろいろと勉強になりました。 ーー最後に、『ハッピー・オブ・ジ・エンド』の見どころを教えてください。 別府さん 人間ってキレイなところばかりではないと思うんです。キレイじゃないところから宝物が生まれることもあります。“泥団子を磨き続けたら光ってきた”ような感覚の作品です。 きゅんきゅん要素を楽しみながら、僕らのメッセージも感じ取っていただけたらうれしいです。ぜひ最後までお見逃しなく。 沢村さん 人間は、お互いにないものを補っていこうとするものだと思います。さらに、この作品は闇の部分を見せることによって、共感性を高めていきます。ふたりの掛け合いを多くのかたにご覧いただきたいです。