【パリ五輪】「苦しい展開ばかりだったんですけど...」現役引退まで“あと1戦”の可能性も... 古賀紗理那が悔しいストレート負けに思い明かす
パリ五輪女子バレーボール日本代表(世界ランク7位)は現地8月1日、ブラジル代表(同2位)と対戦し、0-3(20-25、17-25、18-25)とストレート負けを喫した。 【画像】パリ五輪に挑むバレーボール女子日本代表メンバー12名を一挙紹介! 日本代表にとってブラジル代表は五輪で過去6度対戦しているが全て負けを喫しているなど“天敵”と言える存在。初戦のポーランド戦を落とした日本代表にとってブラジル戦は是が非でも勝ちたい一戦だった。 第1セットは石川真佑の好サーブなどで善戦するものの、中盤に一気に引き離されブラジルにセット献上。第2セットもブラジルに5連続得点を許しリードを奪われると17-25と王手をかけられると第3セットも修正できずストレート負けを喫した。 パリ五輪を最後に現役引退を表明しているキャプテンの古賀紗理那は試合後に「スタートからこっちのリズムでプレーしていこうという話をしてたんですけど、パスが返ってからのオフェンスの展開精度だったりがちょっとちぐはぐな部分があってそこで私たちのオフェンスが通んなかったのが今日3-0で負けてしまった敗因。相手に楽な展開でオフェンスさせてしまった」と試合を分析。「苦しい展開ばかりだったんですけど、それでも我慢しとけば私たちのリズムが来るっていうのを信じてプレーしました」と振り返った。 そして、次戦に向けては「私たちがしたいサーブで崩すっていうところを引き続きやっていきたいです」と意気込んだ。 次戦ケニア代表(世界ランク20位)との試合を落とすと1次リーグ敗退が決定。グループ上位2チームと3位の中から上位成績を収めた2チームが決勝トーナメントに進むことができるが、A組3位の中国代表とC組3位のオランダはともに勝ち点を取っており、日本の自力でのリーグ突破は消滅している。次戦が古賀の現役最後の試合になってしまうのか、負けられない戦いとなる。 構成●THE DIGEST編集部
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