【SASUKE】聖夜を熱くした超人たちの競演 “爆速ヒーロー”梶原颯、No.1女子・大嶋あやのも躍動
12月25日、人気スポーツエンターテインメント番組「SASUKE」の第42回大会の模様が放送された。史上初のクリスマス決戦となった今大会には、100名の出場者が集い己の限界と戦った。 【動画】SASUKE最速の超人・梶原颯インタビュー パリ五輪金メダリストである体操の谷川航、レスリングの文田健一郎、柔道の角田夏実が参戦したほか、アイドル界からは過去9回出場のSnow man・岩本照、お笑い界からは筋肉芸人の野田クリスタルや青木マッチョなども登場し、豪華かつ個性豊かな顔ぶれが揃った。
愛媛銀行勤務の最強銀行員・宮岡良丞が唯一のファイナルステージ進出をはたしたものの、完全制覇者は現われずSASUKE要塞の強固さが際立つ結果に。その中で3度目の完全制覇を目指す“サスケ君”こと森本裕介をはじめ、史上2人目の完全制覇者・長野誠、1stステージ最速クリア記録保持者の梶原颯、“SASUKE No.1女子”の呼び声高い大嶋あやのなど、精鋭揃いである常連組の活躍も光った。 ここでは、VITUP! にも登場している梶原と大嶋の挑戦にスポットを当てる。
梶原は1stステージをトップギアで駆け抜け、44.17秒残しと今年も最速タイムを叩き出す。2ndステージもハヤテのごとく障害を突破すると、ここでも25.46秒残しの圧巻クリアを見せた。しかし、3rdステージではリニューアルされたスウィングエッジに行く手を阻まれ無念の脱落。悔しさを噛みしめつつも再起を誓った。 今年10月にSASUKEがルーツの障害物レース「オブスタクルスポーツ」の初代日本女王となった大嶋は、今回のクリスマス決戦でも安定したパフォーマンスを見せる。1stステージ半ばまでは問題なく突破したが、昨年は突破した“ツインダイヤ”でまさかの落水。SASUKEの魔物の恐ろしさが垣間見えた。 選手たちの極限との戦いで大いに盛り上がり、クリスマスの熱気を上昇させた今大会。年明けの1月13日には女性版SASUKE「KUNOICHI」が7年ぶりに復活放送することもあり、まだまだこの熱は続きそうだ。
文/森本雄大 写真提供/梶原颯、大嶋あやの