リベンジなるか…「カイロス」2号機 発射は「14日午前11時」に決定 1号機は発射直後に爆発
和歌山県串本町から発射する民間の小型ロケット「カイロス」2号機の打ち上げの発射予定時刻が12月14日の午前11時に決まったと発表されました。 【LIVE】ロケット打ち上げの様子を生配信! 宇宙ベンチャー企業「スペースワン」が開発した小型ロケット「カイロス」。初号機は、幾多の苦難を乗り越え、今年3月、和歌山県串本町にあるロケット発射場からの打ち上げを多くの人が見守りました。 しかし、打ち上げからわずか5秒、カイロスは空中で爆発。初号機の打ち上げは失敗に終わりました。初号機には人工衛星を搭載していて、軌道投入が成功すれば国内初となる民間単独の打ち上げとなるはずでした。 その後、予測よりもロケットの速度が遅く、安全と設定した飛行範囲を外れたため、ロケットが飛行中断措置として自ら機体を爆発させたと発表。 スペースワンはロケット自体に問題はないとして、今年12月にカイロス2号機の打ち上げを目指していました。再挑戦となる「2号機」には複数の衛星を搭載し、前回と同じ和歌山県串本町の「スペースポート紀伊」から発射予定だということです。