ザポリージャで6人死亡、20人負傷 検察「重要インフラが損壊」
ウクライナ中南部ザポリージャ州のフェドロウ知事や検察によると、同州の州都ザポリージャで5日朝、ロシア軍による攻撃があった。これまでに6人が死亡し、20人が負傷したという。 【写真】ロシア軍の攻撃の犠牲になった妻と娘3人。一家の中で男性しか助からなかった 同州ではこの日午前9時すぎから1時間ほど、空襲警報が出されていた。検察は「ロシア兵がロケット弾を発射し、重要インフラ施設の一つが損壊した」としている。 ロシアによるウクライナへの全面侵攻から2年8カ月が過ぎたが、ウクライナ国内の民間人被害はなお相次いでいる。国連ウクライナ人権監視団(HRMMU)のまとめによると、今年6~8月の3カ月だけで子ども27人を含む589人が死亡し、2685人が負傷したという。(キーウ=藤原学思)
朝日新聞社