フェリー屋久島2 エンジン関連トラブルで欠航 交換部品調達できず再開未定 物資は別会社が輸送
折田汽船(鹿児島市)は7日、鹿児島と屋久島を結ぶ「フェリー屋久島2」がエンジン関連のトラブルで当面の間、欠航すると発表した。交換する部品が調達できず、再開のめどは立っていない。物資輸送は別会社が行う。 同社によると、4日の定期点検でエンジンの回転を落とす「減速機」とエンジンを接続する部品に亀裂があることを確認し5日から欠航した。現在、部品メーカーに発注をかけているが、納期などは未定という。 同船は1993年就航。鹿児島と屋久島を1日1往復している。同社は「多大なるご迷惑をおかけし、おわび申し上げる」とコメントした。
南日本新聞 | 鹿児島
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