巨人・萩尾匡也、V旅行出発直前でも打撃練習 地震被害の能登と地元・熊本を「野球で元気に」誓う
巨人の萩尾匡也外野手(23)が10日午前、ジャイアンツ球場で打撃練習。夜にはセ・リーグ制覇のV旅行でハワイに出発するが「向こう行っちゃったらなかなかできないんで」と、時間を惜しんで一心にバットを振り続けた。 大卒2年目の今季は56試合に出場してプロ初本塁打もマーク。来季のレギュラー取りへ、オフは増量に取り組んでいる。ハワイでも「肉食べて、砂浜走ろうかな」と鍛錬に励むつもりだ。 8日には、1月の能登半島地震で被災した石川県輪島市を訪問。「応援しよう能登!スポーツフェスタ」で、子どもたちと触れ合った。熊本出身の萩尾も2016年の熊本地震を経験しており「熊本のときを思い出して心が痛かった。野球で熊本を元気にしようってずっと言ってたんで、それが能登にも伝わっていけばいいなと思います」。来季は厳しいポジション争いを勝ち抜き、能登と故郷の熊本を盛り上げてみせる。
中日スポーツ