北朝鮮、洪水後の対中交易が再開 「中朝友誼橋」通じ貨物往来
【丹東共同】北朝鮮北部で7月下旬に大規模な洪水が発生した後、1~2週間で被災地の新義州と中国遼寧省丹東を結ぶ「中朝友誼橋」を通じた交易が再開されたことが分かった。共同通信記者が丹東で貨物列車やトラックが継続的に運行を始めたことを14日までに確認した。 北朝鮮にとって中国は最大の貿易相手国。中朝貿易の大半を占める友誼橋を通じた貨物の往来が比較的早い段階で再開したことで、経済的な打撃を一定程度回避したとみられる。 新義州などで洪水が発生した直後、北朝鮮側で鉄道の一部が寸断され、中朝間の貨物列車やトラックの運行は一時中断していた。