【高校野球】石川県大会でのホームラン数は23本から8本に激減
春季高校野球石川県大会が6日、閉幕し、全42試合のホームラン数は、昨春の23本に比べ、今年は8本に激減した。6日の決勝戦は、今春のセンバツに出場した星稜と日本航空石川との好カードとなったが、本塁打はゼロで、長打も星稜の3本のみ。試合会場の石川県立野球場は両翼91・5メートル、中堅122メートルと狭く、本塁打が出やすい球場で、昨春の決勝同一カードでは、4本の本塁打が飛び出したが、対照的な結果となった。日本航空石川の中村隆監督は「(低反発バットの影響は)結構、大きく感じている。内野の横を抜ける当たりも、打球の勢いがなくなる。(ロースコアの展開では)いかに点数を取れるバリエーションを増やせるかが課題になると思う」と話した。
報知新聞社