西武、福岡の悪夢再び ドラフト1位ルーキー武内夏暉が8回まで無失点快投も…今季8度目サヨナラ負けで5連敗
◆ソフトバンク2x―1西武(19日、みずほペイペイドーム) ドラフト1位ルーキー武内夏暉の快投が暗転、今季8度目のサヨナラ負けで5連敗となった。北九州市出身の左腕は8回まで無失点に抑え、1点リードのまま9回のマウンドへ上がったが、ソフトバンク周東佑京に安打を打たれると降板。守護神アルバート・アブレイユが逆転を許した。これでソフトバンクの本拠地・福岡では6連敗で、サヨナラ負けは四つを数える。 ■9回武内のアクシデント降板、守護神アブレイユが…【動画】 中17日となったソフトバンク先発の大関友久に初回、打線が攻勢を掛ける。源田壮亮の二塁打などで2死一、三塁と攻め、5番蛭間拓哉の左前適時打で先制する。 先発は、ここまで3勝を挙げている武内。3日のソフトバンク戦でも8回無失点の好投を見せている。 武内はいきなり2者連続三振のスタート。2回は2死一塁から得意のけん制でアウトを奪う。3回は1死二塁のピンチを招いたが後続を断った。 大関も好投を続ける中、5回は1死一、三塁のピンチを迎えるが海野隆司のセーフティースクイズを好フィールディングで防ぐ。さらに続く2死二、三塁のピンチも、三森大貴の当たりを一塁の平沼翔太が好捕し無得点でしのいだ。 7回はソフトバンク山川穂高のレフトへの大きな当たりにヒヤリとしたが蛭間のグラブに収まった。その後も危なげなくアウトを重ねていった。しかし、最終回に悪夢が待っていた。
西日本新聞社