アーセナル、17歳ヌワネリのゴールで先制も…三笘薫途中出場のブライトンが追いつき1-1ドロー
現地時間4日、イングランド・プレミアリーグは第20節が行われ、三笘薫の所属するブライトンはホームのAMEXスタジアムに冨安健洋の所属するアーセナルを迎えた。 【動画】ヌワネリが鮮やかゴール! 新年初戦を迎えたブライトンは、前節に続き三笘がベンチからのスタートとなり、アディングラが代わりに左のウイングを務めた。一方、すでに1日に試合を行っているアーセナルは主将のウーデゴールがベンチスタートとなり、前節途中出場だったライスが先発に復帰し、サカ、ハヴァーツは引き続き欠場。ティンバーが出場停止、冨安とホワイトが負傷している右サイドバックにはトーマスが入った。 サカ、ハヴァーツ、ウーデゴールと攻撃の要を欠くアーセナルだが、サカに代わって右のウイングを務める17歳のヌワネリが魅せる。16分、メリーノの浮き球パスに右サイドを抜け出したヌワネリがそのままエリア内に侵入。左足でGKフェルブルッヘンを破り、アーセナルが幸先よく先制する。 先制したアーセナルはボール保持で上回り、ブライトンを押し込んでいく。7試合勝利がないブライトンはトップのジョアン・ペドロにボールが収まらず、守勢の時間が続くが、34分にカウンターのチャンスが訪れる。高い位置でバレバがジョルジーニョからボールを奪うと、エリア内左で受けたオライリーのラストパスをゴール前に走り込んだアディングラがダイレクトで押し込む。しかし、この決定機をゴール右へと外してしまう。 1点をリードして後半を迎えたアーセナルは、アディショナルタイムに遅延行為でイエローカードを貰ってしまったヌワネリに代えてマルティネッリを投入。一方のブライトンはグルダとオライリーに代えてミンテとルターを投入し巻き返しを図る。 すると59分、ゴール前で浮き球を頭でコントロールしようとしたJ・ペドロに対し、頭でクリアしようとしたサリバが若干遅れてぶつかってしまい、双方倒れるが主審はPKのジャッジを下す。このPKをJ・ペドロ自らゴール右へと沈め、ブライトンが同点に追いついた。 追いついたブライトンは逆転を狙うべく、直後にアディングラを下げて三笘を投入。追いつかれたアーセナルもジョルジーニョを下げてウーデゴールを投入し、再びの勝ち越しを狙う。 ブライトンのチャンスは77分、右サイドを抜けたミンテがエリア内に侵入してGKとDFの間にパスを通す。ファーポストには三笘が滑り込んだが、わずかに届かない。 三笘のいる左サイドを中心にアーセナルゴールへと迫るブライトンに対し、アーセナルはウーデゴール投入の影響が感じられず、なかなかブライトンゴールに迫ることができない。アディショナルタイムの6分間でも決勝ゴールは生まれず、互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。 ■試合結果 ブライトン 1-1 アーセナル ■得点者 ブライトン:J・ペドロ(61分PK) アーセナル:ヌワネリ(16分)