1個じゃ足りない!大阪で「あんこ催事」開幕、全国47都道府県のどら焼き集結 できたて赤福も
全国からあんこスイーツが集結するイベント『時をかけるあん』が、百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で11月13日よりスタートした。全国47都道府県の「どら焼き」や「老舗銘菓」、100ブランド以上が一堂に会し、オープン時から多くのあんこファンで売場が賑わった。 【写真】圧巻…いろんな「どら焼き」並ぶ様子 イベント10周年を迎える今回、目玉企画のひとつとして全国津々浦々からユニークな「どら焼き」が集結する『どら焼き47都道府県』を実施。それぞれバイヤーが自信をもってセレクトしたといい、王道のものから、塩バターやずんだ、キャラメル&フロランタン、落花生を使ったもの、抹茶生地のものと、バラエティ豊かなどら焼きがずらりと並ぶ。 選びきれない!という人におすすめしたいのが、会場にある「食べ比べチャート」。日本あんこ協会監修のもと、生地の食感や甘さなどが、分かりやすく可視化されている。どら焼きは100円台~300円台と買いやすい価格帯ということもあり、1個にとどまらず、複数個購入する客がほとんどだった。 担当者は「全国のあんを楽しもう!という思いで、さまざまな企画をしました。あんこはトレンドと言いつつも、結局シンプルなものが好まれるのかな?ということで、今回はどら焼きに注目しました。たくさんあるどら焼きのなかで差をつけるために、りんご餡やお餅が入っているものなどもセレクトしています」とアピール。
■ 賞味期限は当日中、できたての「赤福」も!
さらに会場には、創業から数百年の「老舗銘菓」も。こちらも47都道府県からという充実っぷりで、「能登大納言小豆 きんつば」(1個216円/石川「加賀藩御用菓子司 森八」)や饅頭「栗果」(1個378円/和歌山「総本家 駿河屋善右衛門)、黒糖菓子「こんぺん」(1個141円/沖縄「南島製菓」)などが並ぶ。こちらも100円台~とリーズナブルなものもラインアップ。 そのほか日替わりあん菓子にあんパン、老舗の新スイーツや、会場ではできたての「赤福」(2個400円)がいただけるなど実演販売も。また、あん好きを唸らせる渾身の企画として、長崎県の老舗「福砂屋」が400周年を記念し、カステラの販売増加に伴い製造を終了した菓子「千代香」(972円)を55年ぶりに復活し販売される。 「時をかけるあん」は「阪急うめだ本店」9階の祝祭広場にて、11月18日までの開催(最終日は夕方5時終了)。