インフル流行入り 富山県、感染対策呼び掛け
富山県は4日、県内でインフルエンザが流行シーズンに入ったと発表した。今年第48週(11月25日~12月1日)の県内48カ所の定点医療機関からの患者報告数は1・21人で、流行開始の目安となる1人を上回った。 地域別では、富山市保健所管内が1・69人と最も多い。新川厚生センター管内は1・43人、高岡厚生センター管内は1・15人、中部厚生センター管内は1人、砺波厚生センター管内は0・14人となっている。全国では44週(10月28日~11月3日)から流行入りしている。 県内では昨季の流行入りは過去10年では最も早い37週(9月11~17日)だった。県によると、例年の流行入りは11月中旬から12月中旬となっている。 県は手洗いや換気、適切なマスク着用などの感染対策の徹底や、ワクチンの早期接種を呼び掛けている。 ●大広田小で学級閉鎖 県は4日、富山市大広田小でインフルエンザとみられる集団風邪が発生し、5日まで3年生1クラスで学級閉鎖の措置が取られると発表した。