【間違いのないパリの手土産】1ツ星店パティスリーの焼き菓子、乙女心をくすぐるキュートな雑貨…
挨拶代わりの手みやげから、大切な人へ思いを伝える名品まで、贈り物賢者たちが選ぶ650点以上のギフトを紹介する「CREA」2024年冬号の「贈りものバイブル」特集。その一部を抜粋し、掲載します。 【写真】この記事の写真を見る(5枚) やっと気兼ねなく遠方に出かけられるようになりました。この数年で大好きな旅先の贈りもの事情にも変化が? 次の旅で手に入れるべきギフトアイテムを徹底リサーチ。 今回は編集者の安田薫子さんにパリの贈りものについて教えてもらいました。
新しい感性が光る、至高のスイーツ
Q1 最近のお気に入りギフトは? 【Atelier Pages Paris】焼き菓子 パリ16区の1ツ星店「パージュ」が手がけるパティスリーのお菓子はどれも絶品。 「パティシエールは日本人女性の赤井さんで、かわいらしく独創的なお菓子をつくります。2023年オープンの京都店にはない、サブレアマンド(12.5ユーロ)やマロングラッセケーキ(35ユーロ)など、焼き菓子をぜひ」 Atelier Pages Paris(アトリエ パージュ パリ)
パリっぽさ満載のキュートな雑貨たち
Q2 贈りものが見つかる店は? Marin Montagut イラストレーターのマラン・モンタギュ氏によるパリ6区の雑貨店。 「乙女心をくすぐるかわいいアイテムがいっぱい。高価なものもありますが、比較的手頃で、持ち帰りやすいものをセレクト。オレンジの花の香りがするソープ(19ユーロ)、老舗カフェのフロールとコラボした小皿(55ユーロ)がおすすめ」 Marin Montagut(マラン モンタギュ) Instagram @marinmontagut
食事に招かれたらウンチクのあるシャンパンを
Q3 この都市ならではの贈りものトピックスは? お花やシャンパンを贈り合う 「フランスでは、何かにつけて贈り合うのがお花。みんな行きつけの花屋があって、特別なときにかぎらず頻繁に贈り合う印象です。ディナーに招待されたときはシャンパン。有名なメゾンのものも良いですが、ストーリーのある小さな生産者のものなら知的好奇心をそそります。アペリティフには辛口のブリュット、デザートなら甘いドゥミ・セックですね」 ●教えてくれたのは…… 安田薫子(やすだ・かおるこ)さん 編集者 パリ在住15年以上。現在は日仏を行き来。旅、モードなど幅広く取材・執筆。 嬉しかった贈りもの:エルメスなどのデザインを手がけていた故ヒルトン・マッコニコ氏からのトンボのオブジェ。 ※47都道府県の手土産やスタイリスト・曲田有子さんがセレクトしたクッキー缶9選、2023年のベストコスメなどのコンテンツは「CREA」2024年冬号でお読みいただけます。
大嶋律子(Giraffe)