チャイナエアライン、機内食のパン刷新 世界大会優勝者とコラボ/台湾
(台北中央社)チャイナエアライン(中華航空)は3日、台湾を出発する全路線、全クラスを対象に、2017年にフランスで開催されたパンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」に台湾代表チームの一員として出場し優勝を果たした陳耀訓さんが手掛けたパンを提供すると発表した。フライトを美食の宴にするとしている。 陳さんが台北市で経営するパン店「陳耀訓・麺包埠YOSHI BAKERY」は行列のできる人気店として知られる。チャイナエアラインでは、おもてなしの心や地元産の食材を使い、長期間にわたって環境保護などに尽力している理念などが一致したとして共同で食感を向上させたパンを共同開発したと説明した。 ビジネスクラスでは、中部・苗栗県大湖産ドライストロベリーを使ったハードパンの「苺香絮語」や台湾産サツマイモを使った「薯心吉士」を交互に提供。エコノミークラスでは熊本製粉の小麦粉を使用した「雲感紫米麺包」などを提供するとしている。 (汪淑芬/編集:齊藤啓介)