衆院選「裏金」「日本酒」問題どちらが重かった?新潟日報社5区出口アンケート
与野党一騎打ちとなった衆院選新潟5区は、選挙区内で日本酒を供与した問題を抱える立憲民主党前職の梅谷守さん(50)が、裏金問題の当事者だった自民党前職の高鳥修一さん(64)に勝った。新潟日報社が有権者300人に行った出口アンケートでは、約4割が二つの問題とも考慮して投票先を決めたと回答。苦慮の末に1票を投じた姿が浮かび上がった。 「裏金」「日本酒」どちらも考慮した人の投票先は… アンケートは、選挙区内5市8カ所で実施。投票時に「裏金問題」「日本酒供与問題」をそれぞれ考慮したかを聞いた。 投票先を決める際に「裏金問題を考慮した」「ある程度考慮した」と答えたのは計190人(63・3%)。その7割に当たる133人が梅谷さんに投票した。 一方、「日本酒問題を考慮した」「ある程度考慮した」と答えたのは計137人(45・7%)。その3分の2に当たる91人が梅谷さんを投票先とした。