美軌道25mFK弾に驚き「こんなの蹴れるの」… 欧州日本人25歳の“隠し玉“が「代表に欲しい」
キールFW町野修斗が2Gと躍動、直接FK弾に喝采
ドイツ1部ホルシュタイン・キールは12月21日、ブンデスリーガ第15節のアウクスブルク戦で5-1と快勝。フル出場したFW町野修斗が2ゴールを含む4得点に絡む活躍を見せたなか、前半終盤に決めた鮮やかな直接フリーキック(FK)弾が反響を呼び、「こんなの蹴れるのか」「代表にも欲しい」とファンから熱視線を浴びている。 【実際の映像】「こんなの蹴れるの」…元湘南FWがドイツ1部で決めた“美軌道25mFK弾” 17位に低迷するキールの攻撃を牽引する町野が魅せた。3-1とリードして迎えた前半39分、ゴールまで約25メートルの距離で得た直接FKの場面。右足から放たれた一撃は、壁3枚を巻くようにカーブしながらゴール左へ。相手GKが伸ばした手から逃げるようにして左隅へ決まった。 この日の町野は前半12分に同点弾をアシスト、同32分には町野のクロスボールの流れから逆転弾が生まれるなど、前半から躍動し、そしてこの一撃を突き刺した。試合終了間際にも味方のクロスを押し込んで追加点。2ゴールを含む4得点に絡む活躍でチームに6試合ぶり2勝目をもたらした。 昨夏に湘南ベルマーレから加入し2年目。日本代表メンバーからは昨年の3月シリーズ以降、招集外が続いているが、キールではチーム最多の6得点中で、ブンデス日本人最多スコアラーに浮上。この日決めた2得点のなかでも、鮮やかなFK弾にファンからは「すごい軌道」「こんなの蹴れるのか」「代表にも欲しい」「隠し玉」といった喝采が寄せられ、さらなる活躍に期待を膨らませている。
FOOTBALL ZONE編集部