石原さとみさんら「大切な人と見に行って」 小学校で聖火リレーをPR
2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレー公式アンバサダーを務める、女優の石原さとみさん(33)と、射撃でパラリンピックに3大会連続で出場した田口亜希さん(48)が16日、東京・世田谷区の経堂小学校を訪問し、児童たちに聖火リレーをPRした。
石原さんらは聖火ランナーのユニホームに身を包み、実際に使用されるトーチを手に登場。手作りの応援メガホンを持った全校児童約800人から大きな歓声が上がった。 イベントでは、石原さんらが聖火リレーに関する3択クイズを出題。「聖火の火をおこす国はどこでしょう?」といった問題に対し、児童たちは「ギリシャ」と元気よく答えるなど、楽しみながら聖火リレーへの理解を深めていた。 石原さんと田口さんは、クイズなどを通して子どもたちに聖火リレーの魅力や見どころを紹介し、「家族や友達など大切な人と応援しに行って」と呼びかけた。
聖火リレーは五輪が3月26日に、パラリンピックは8月18日に始まる。聖火ランナーとして長崎を走る石原さんは「どこが自分の転機になった場所かというと長崎。被爆者の方や世界の皆さんの平和を思う気持ちを受け止めながら、一歩一歩走れたら」と語った。 生まれ育った大阪で聖火ランナーを務める田口さんは「(ランナーには)障害のある人、LGBT、いろんな人がいる。聖火リレーを見て、五輪・パラリンピックはみんなで楽しめるものだとわかってもらえると思うし、多様性のある社会なんだと感じてもらえるのでは」と話した。