1年の福を祈って家々を回る…「寒中托鉢」始まる 信徒らが約4000軒の家など回る予定 京都・聖護院
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1月9日からは「十日えびす」。神社に特大のマグロが納められました。 体長2m、重さ200kg、鹿児島県で水揚げされた本マグロです。 商売繁盛を願う「十日えびす」が9日から3日間、行われるのを前に、兵庫県の西宮神社には毎年、「招福大まぐろ」として供えられています。 「お金が身につく」ようにと願って、参拝者がマグロに賽銭をはりつけるのが恒例になっています。 (参拝者)「しっかり売れるようにと貼りに来ました」 (参拝者)「景気が悪いですから商売がうまくいくように願ってます」 10日には参拝一番乗りを目指して境内を走る「福男選び」が行われます。 境内に響くほら貝の音。京都市左京区の聖護院では、今年1年の福などを祈って家々を回る「寒中托鉢」が始まりました。 山伏や袴姿の信徒らが軒先で般若心経を唱え、厄除けや開運などを祈願します。 のべ370人ほどの信徒が、約4000軒の家などを回る予定です。 (住民)「今年一年これで無事に過ごせるかな。無事に過ごしたいという思いです」 集められた浄財の一部は、社会福祉事業に寄付されるということです。
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