日本代表のW杯出場確率「99%超」だが…“インドネシア戦の大ピンチ”は不運だけで済まない「それでも守らないと」遠藤航が力を込めたワケ
相手が強くなったとしても、今回のように
「もちろん、後ろの選手たちを助けるために自分はいます。そして、前線やウイングバックの選手も含めて、こういう相手に対して今後どう守っていくかを話し合っていければなと思います」 遠藤は特定のポジションや選手に原因を押し付けるつもりがないことを念押しした上で、こう力をこめた。 「相手がミラーゲームのようにやってきている中で、自分たちのマンツーマンに対して、(ロングボールを)蹴ってくるときは対応しづらいというか……。やはり、1対1の局面で勝つか負けるかが、勝敗に大きく左右する。そこで、失点するか、しないか(が分かれる)。そういうところはチームとして後ろの選手に求めてもいいのかなと。相手が強くなったとしても、今回のようにやってくる相手はいると思うので。それでも守らないといけないから。結局、個の能力というか。そこは、チームとして求めていかなきゃいけないです」
予測データでは「W杯出場99.99%」だからこそ
W杯最終予選のちょうど半分の日程を消化して、日本は2位に勝ち点7差をつけて首位を独走している。様々な統計をもとにした名城大の小中研究室の試算のように、日本のW杯出場が決まる確率が99%を超えているというデータもある。W杯出場はほぼ確実だ。 そのなかでアウェーの中国戦以降の5試合で、勝つことに意味を見出したり、結果が大事だと考えるのか。それとも勝っているからこそ、インドネシア戦で出たような課題に対してストイックに目を向けるのか。 後者ができなければ、レギュレーションが変わり、W杯出場権獲得がはるかに容易になった今回の予選を無駄にしてしまう。そのことは肝に銘じておかないといけない。日本が目指すのはW杯優勝なのだから。 〈日本代表特集:つづく〉
(「核心にシュートを!」ミムラユウスケ = 文)
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