「razr 50 ultra」12月6日発売、モトローラ史上最大4インチのアウトディスプレイ搭載
モトローラ・モビリティ・ジャパンは、折りたたみ型のAndroidスマートフォン「razr 50 ultra」を12月6日に発売する。SIMフリー版のほか、ソフトバンクでも取り扱われる。 【この記事に関する別の画像を見る】 ■ アウトディスプレイが大型化、AIによるカメラ撮影など razr 50 ultraは、モトローラ製の折りたたみ型Androidスマートフォン。9月に発売された「razr 50」の上位機種に当たり、2023年に発売された「razr 40 ultra」の後継機種となる。 アウトディスプレイは、前機種の3.6インチから4インチに拡大され、同社製の端末としては最大の大きさとなる。本体を閉じたまま、アウトディスプレイだけで多くのアプリの操作に対応しており、音楽プレイヤーの操作やアウトカメラを活かした自撮りもできる。 アウトカメラは5000万画素の光学手ブレ補正対応メインカメラのほか同じく5000万画素で光学2倍ズームの望遠カメラを備えるデュアルレンズ構成。インカメラは3200万画素のシングルカメラとなる。 本体をノートパソコンのような開き方で机などに置きながら、アウトカメラで自撮りができるほか、低照度下でも明るく撮影できるナイトビジョン、望遠ポートレート、ミニチュア風の撮影が可能なティルトシフトモードなどを備える。撮影者の動きを動的に調整してブレを軽減する「適用型手ブレ補正」のほか、動く被写体にあわせてシャッタースピードを調整する「アクションショット」、また自動的にフォーカスして映像を撮影する「自動フォーカストラッキング」、長時間露光モードなどを搭載する。 AIで撮影した写真を最適化する「フォトエンハンスメントエンジン」を備える。光学2倍ズームによる高画質撮影も可能なほか、自分の洋服などを撮影して壁紙を生成する「スタイルシンク」、テキストから壁紙を生成する「Magic Canvas」にも対応する。Magic Canvasは完全ではないものの、一部日本語に対応するという。グーグルとのパートナーシップに基づき、グーグルの生成AI「Gemini」やかこって検索などを出荷時から搭載する。 ■ 主な仕様 メインディスプレイのサイズは約6.9インチ。アウトディスプレイは約4インチ。搭載するチップセットはクアルコム製の「Snapdragon 8s Gen 3」。メモリーは12GBでストレージは256GB(ソフトバンク版)/512GB(SIMフリー版)。 アウトカメラはメインカメラと望遠カメラともに5000万画素のデュアルレンズ構成。インカメラは3200万画素のシングルカメラ。 バッテリーのサイズは4000mAh。本体の大きさは約171.42×73.99×7.09mmで重さは約189g。IPX8の防水防塵性能を備えており、生体認証は指紋と顔認証を備える。おサイフケータイを利用できる。カラーバリエーションはミッドナイトブルーのほか、IIJmio限定でホットピンクが用意される。本体はヴィーガンレザー仕上げ。 SIMフリーモデル購入者にはディスプレイの破損修理が1回無料になる権利が与えられる。
ケータイ Watch,北川 研斗