グラスノーが登板試合で大谷は6本の本塁打…全てで勝利

ドジャース・大谷翔平【写真：ロイター】

　ドジャース・大谷翔平投手は22日（日本時間23日）、本拠地・エンゼルス戦で3試合連発となる23号を放った。先発のタイラー・グラスノー投手に8勝目をもたらす豪快弾。“有言実行”の一発はこれで6本目となった。 【映像】大谷翔平が「嘘だぁぁぁ」　ロッカールームにこだました絶叫 「1番・指名打者」で出場すると、1点リードで迎えた3回無死一塁の第2打席。カウント2-0から右腕プリーサックが投じたスライダーを右中間に運んだ。古巣相手から放った一発に球場が大歓声に包まれた。 　この日先発したグラスノーは昨オフにトレードでレイズから加入。契約延長交渉の際には大谷が「あなたのために本塁打を打ちたい」と約束する映像を送り、交渉の決め手の1つになった。その約束を果たすかのように、グラスノー先発試合ではすでに6本のアーチをかけている。 　さらに、その6本全てでグラスノーは勝ち投手になっている。エンゼルス戦の試合後、グラスノーも「Yeah。いつも驚かされるよ。球場でもダグアウトでも、みんな『ワォ』って反応をしているなと、僕は感じているよ」と話していた。6月に入りすでに9本と無双モードに入っている。今後もチームに勝利をもたらす一発に期待がかかる。