『虎に翼』星姓になって当然との状況に疑問を持つ寅子。一方、初婚時に完全スルーだったのは…視聴者「策略だったから?」「時代の流れ?」「じゃあ航一が元夫の名字に!?」
◆8月19日の『虎に翼』 現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第21週「貞女は二夫に見えず?」の101回が8月19日に放送され、話題になっています。 明日の『虎に翼』。星姓を名乗るべきか佐田姓を名乗るべきかで悩む寅子。答えの決まらぬまま星家へ向かうが… *以下、8月19日放送内容のネタバレを含みます。 轟(戸塚純貴さん)から遠藤(和田正人さん)を紹介された寅子は、航一(岡田将生さん)からプロポーズを受けたことを報告。しかし結婚の意味を見出せないと口にする。 その後、轟と遠藤に対して配慮の足りない発言をしたのではと反省する寅子。猪爪家では直明(三山凌輝さん)の結婚式の準備が着々と進む。 そんな中、寅子は結婚に付随する大きな問題に改めて気付きーーといった話が描かれました。
◆ネットの声 結婚後に妻が<夫の名字>に変わるのが当然、という状況に疑問を抱いた寅子。<民法第750条>の「夫婦は婚姻の際、定めるところに従い、夫または妻の氏を称する」を引用し、あらためて疑問を呈します。 しかし、寅子が優三と最初に結婚した際は、旧民法下だったとはいえ、猪爪から佐田になることを気に留める様子を見せていませんでした。そのことが気になった視聴者が多かったようです。 ネットでは「最初は結婚という事実を得たい、アピールしたいがための策略だったから、名字が変わるのは、むしろウェルカムだったのでは」「法律が変わったり、年齢を重ねた結果、疑問が生じたのかな。時代の流れとして」「もし航一が佐田姓になるなら、元夫の姓を名乗ることに?そりゃまたややこしい…」「たしかに結婚の意義とはいったい何なのか。ドラマを通じてひとつの答えが見出されるようで楽しみでならない」といった声が交わされていました。 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。 仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。 主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
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