【マリナーズ8－2レンジャーズ】＠グローブライフ・フィールド

本拠地では戦列復帰後初登板となったレンジャーズのジェイコブ・デグロム（MLB Advanced Media）

　日本時間9月21日、レンジャーズは本拠地グレートアメリカン・ボールパークでのマリナーズ3連戦がスタート。同地区対決3連戦の初戦は2対8で逆転負けを喫し、昨季王者のレンジャーズは今季81敗目となってレギュラーシーズン勝ち越しの可能性が消滅した。マリナーズ先発のジョージ・カービーは6回85球を投げて被安打5、奪三振4、与四球0、失点2としっかり試合を作り、13勝目（11敗）をマーク。レンジャーズ2番手のジャック・ライターは2本のアーチを浴び、5回6安打7失点（自責点6）で3敗目（0勝）を喫した。 【動画】レンジャーズのジェイコブ・デグロムが5つの三振を奪う 　3回表にジョシュ・ロハスの8号ソロで先制されたレンジャーズは、4回裏に一死2・3塁のチャンスを作り、ナサニエル・ロウの2点タイムリーで逆転に成功。しかし、直後の5回表に一死1・3塁のピンチとなり、フリオ・ロドリゲスに17号逆転3ランを浴びた。7回表にもロドリゲスに18号2ランを浴び、2対6と4点ビハインドに。8回表には無死満塁からロハスとビクター・ロブレスの連続犠飛でダメ押しの2点を追加され、2対8で敗れた。 　レンジャーズの先発を務めたのはジェイコブ・デグロム。トミー・ジョン手術からの復帰2戦目で、本拠地グローブライフ・フィールドでは復帰後初登板となった。3回表に先制アーチを浴びたものの、4シームは最速99.4マイル（約160キロ）を計測し、3回3安打5奪三振1失点（58球）とまずまずのピッチング。本格的な復帰シーズンとなる来季に向けて、順調に調整を進めている印象だ。