欧州5大リーグの優勝争い、残すはプレミアリーグのみ【欧州主要リーグ優勝クラブまとめ】
エールディヴィジ(オランダ)
優勝クラブ:PSV 今季からPSVは、かつてジェフユナイテッド市原(・千葉)でプレーした経験のあるピーター・ボス監督が就任。開幕から破竹の17連勝を達成し、フース・ヒディンク体制下の1987-88シーズンにPSVが記録し、36年間破られることのなかったエールディヴィジの開幕最多連勝記録に肩を並べた。第4節以降は一度も首位の座を譲らず、2試合を残して、6シーズンぶりの優勝を決めた。 第32節終了時点で28勝3分1敗。得点数は「107」、失点数は「19」、得失点差は驚異の「+88」と圧倒的な成績を残している。残り2試合でどこまで差を広げられるか注目が集まる。
プリメイラ・リーガ(ポルトガル)
優勝クラブ:スポルティング ルベン・アモリム監督が率いるスポルティングは、開幕10試合で9勝1分と安定して勝ち点を積み上げることに成功。第11節でベンフィカとの『オ・デルビー・デ・リジュボア(リスボン・ダービー)』に敗れ、第13節でもヴィトーリアに敗戦したが、その後は19試合で17勝2分無敗と圧倒的な成績を残した。第12節以降は首位を譲ることなく、2試合を残して2020‐21シーズン以来、20度目のリーグ優勝を決めた。 2022年7月からスポルティングでプレーしている守田は、今季ここまでリーグ戦では27試合の出場で2ゴール4アシストを記録し、海外移籍後初のタイトルを獲得した。 なお、スポルティングは26日にタッサ・デ・ポルトガル決勝でポルトと対戦する予定となっており、さらなるタイトル獲得の可能性を残している。 ■その他リーグ その他のリーグも優勝争いが佳境を迎えている。日本人選手が多く在籍するジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー)は、本間至恩所属のクラブ・ブルッヘが首位に立つ。スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド)では、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央らが所属するセルティックが首位。 スイス・スーパーリーグはヤングボーイズが首位で、常本佳吾、西村拓真が所属するセルヴェットが2位で追いかける。デンマーク・スーペルリーガでは鈴木唯人が所属するブレンビー、プルヴァHNL(クロアチア)では金子拓郎、荻原拓也が所属するディナモ・ザグレブが首位に立つ。スュペル・リグ(トルコ)はガラタサライが優勝に近づいており、フェネルバフチェが追走。ウクライナ・プレミアリーグはシャフタール・ドネツクがディナモ・キエフに4ポイント差をつけて首位を走っている。
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