1人暮らしをしていますが自炊が苦手です……コンビニ弁当ではなく「レトルト食品」にすれば食費を節約できますか?
食費は、生活費の中でも比較的節約しやすい項目なので「なんとかして費用をおさえたい」と思っている1人暮らしの方もいるでしょう。食費の節約には自炊がおすすめと言われていますが、料理が苦手な方や食材が使い切れない場合も多いでしょう。 本記事では、食事を買ってきたお弁当を主体にした場合にかかる金額の目安や、食費をおさえるコツなどを紹介します。
コンビニ弁当にかけるお金は500円代が多い
総務省統計局の「小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編)」によると、2024年2月の唐揚げ弁当の価格は全国の都市で、400~500円代が主流となっています。 また、マイボイスコム株式会社が2023年に行った「コンビニ弁当の利用に関するアンケート調査(第12回)」によると、コンビニ弁当の購入価格帯は「450~499円」「500~549円」がボリュームゾーンであるとのことでした。つまり、お弁当だけで食事を済ますと食費は1食あたり500~550円前後となり、1日の食費は1500円前後、30日で約4万5000円です。
レトルト食品だけならばコンビニ弁当よりは安価
東洋経済オンラインが発表している「国内で販売されている主要商品の価格推移」によると、レトルトの代表カレーの平均価格は「148.61円」です。近年はレトルトの種類も増えており、レトルト食品だけならばコンビニ弁当より安価なものが多いです。 ただし、レトルト食品は単品で主食たる米やパン、パスタもついていません。レトルト食品で食事を済ませる場合は、米、パン、パスタなどを買う必要があります。 食パンの平均価格は1斤あたり161.22円です。総務省統計局の「小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編)」によると、2024年2月のお米5kgの値段は全国の都市で2000円代が主流でした。 一概に「レトルト食品を買えば食費がおさえられる」というわけではありません。しかし、お弁当を買う回数を減らしてレトルトの使用回数を増やせば、食費をおさえられる可能性があります。