「ささら」手に輪踊り 五箇山・こきりこ祭り最終日
日本最古の民謡と伝わる「こきりこ」を舞い踊る「こきりこ祭り」は最終日の26日、南砺市上梨の白山宮などで行われ、観光客が楽器「ささら」を手に輪踊りを満喫した。 越中五箇山こきりこ唄保存会員が境内で踊り方やささらの鳴らし方を伝えた。夫婦で踊った横浜市の会社員岩田浩さん(45)と美帆さん(40)は「見て感じたよりも体の動きが多く難しかった」と笑顔を見せた。 日本語を勉強するドイツ政府職員ヨルグ・ロッシュさん(56)はベルリンで「ささら」を使った民謡を見たことが訪れるきっかけだとし、「本場の踊りを体験でき、本当に楽しかった」と話した。