カロッツェリア史上最高音質となったカーナビ・新型『サイバーナビ』が発売！ナビもエンタメもオンライン対応!! 実勢価格は19万円～
パイオニアは2024年10月10日（金）、カロッツェリアブランドの人気のカーナビゲーションシステム『サイバーナビ』のニューモデルを8機種発表した。今ではすっかり標準装備であったり、メーカーのオプションとして装着するのが当たり前となったカーナビ。それだけに、若い層を中心にカーナビやオーディオを交換するということがあまり知られていないという。その一方で、カスタムの一環として興味がある層も少なくなく、サイバーナビはクルマ好きやカスタム好きに支持されてきている。 パイオニアはカーナビやオーディオのカスタムんぼ楽しさをより多くの人に味わってもらいたいという思いから、2024年の新製品をリリース。新型サイバーナビもその期待を背負うことになる。 オンラインによるナビ＆エンタメ機能が充実 スマートフォンによるカーナビアプリが浸透する昨今、パイオニアは2019年からNTTドコモとの協業によるかーナビのオンライン対応を強化してきた。今回の新製品はそのオンライン対応がさらに進んだ形で、「ネットワークスティック」を接続して車内にWi-Fiスポットを構築できるドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応。 これにより、YouTube動画を直接再生できる「ストリーミングビデオ」や家庭用ブルーレイレコーダーに保存してある映像や録画データを車内で遠隔再生できる「レコーダーアクセス」など、ネットワークを利用した映像コンテンツを楽しむことができるようになった。 ・“クルマのオンライン化”により、Wi-Fiスポットの構築やYouTube動画再生が可能 ドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応しており、ネットワークスティックを接続して車内にWi-Fiスポットを構築可能。走行中、停車中に関わらず、ドコモの高速データ通信を定額で制限なく利用でき、「ストリーミングビデオ」機能でのYouTube動画や、スマートフォン、タブレットなどでのオンライン映像や音楽、ゲームなどを通信量を気にすることなく利用できる。ネットワークスティックセット（-DCモデル）であれば「docomo in Car Connect」が1年間無料だ。 ■docomo in Car Connect ドコモが車内向けに提供する通信サービス。ドコモの高速データ通信を定額で利用でき、用途に合わせて3つの利用プランが用意されている。 ＜利用プラン＞ 550円/1日 1650円/30日 1万3200円/365日 ※税込価格 Webブラウザを用いて「サイバーナビ」の大画面でYouTube動画を直接操作・再生できる「ストリーミングビデオ」機能を搭載。高画質・高音質な「サイバーナビ」で、YouTube動画を手軽に楽しめる。 さらに、自宅のブルーレイレコーダー内の映像コンテンツを手軽に遠隔再生できる「レコーダーアクセス」機能も搭載。DVDなどにダビングすることなく「サイバーナビ」で自宅の録画番組をストリーミング再生できる。また、遠方へ出かけた際に自宅エリアの放送局のテレビ番組の視聴や、BS放送、CS放送の視聴も可能となっている。 ・「フリーワード音声検索」など、オンラインを活用した目的地検索機能を搭載 また、適当な単語から目的地を検索できる「フリーワード検索（音声検索も可能）」や、ネットワーク接続環境下で地図情報を更新できる「自動地図更新」など、オンラインを活用したナビ機能で、常に最新のスポット情報や地図を利用できるようになっている。 ・「自動地図更新」機能を搭載 スマホナビアプリの優れていることの一つに地図が自動的に更新され常に最新の情報が得られる点が挙げられる。「サイバーナビ」はネットワークスティックやWi-Fiテザリングなどを利用して、最新の道路や施設情報を自動でダウンロード・地図更新する「自動地図更新」機能を搭載。追加費用無しで最新データにバージョンアップできる期間が最大3年分（最大年6回配信、2024年11月～2027年10月末日）付属する。 ■最新データバージョンアップ1年延長プレゼント MapFanスマートメンバーズ向けに、最新データへのバージョンアップ期間を最大3年から4年（2028年10月末日まで）に延長する特典もご用意されている。 スマートメンバーズ特典加入期間：発売～2026年4月末日 対象機種：サイバーナビ2024年モデル その他にも以下の機能を備えており、優れた利便性と拡張性でユーザーのドライブを強力にサポートしてくれる。 コンソールと一体感のある高品位なフルフラットデザインで、洗練された高級感を演出。 長年蓄積してきた膨大な渋滞予測データやリアルタイムの走行・交通情報を分析して最適な情報を提供する「スマートループ渋滞情報」と、専用サーバーの情報を活用してドライバーにとって最適かつ実用的なルートを探索する「スーパールート探索」を搭載。 リアルタイムの渋滞・交通規制情報、目的地付近の情報などを画面表示と音声で知らせる「ライブインフォ」と、ドライブに有用な情報、AV情報を常時表示して操作できる「インフォガジェット」を搭載。 ボリューム変更やナビ/AV画面の切換え、地図のスケール変更やソース切換えなどの基本操作が可能な「スマートコマンダー」を同梱。 行きたい場所の登録など、ドライブの楽しみ方を広げるアプリケーション「Map Fanコネクト」に対応。 「ドライブサポート」機能を搭載したマルチドライブアシストユニット「ND-MA2」（別売）に対応。 ラインナップと価格 ラインナップはユニットサイズが3種類。ラージサイズメインユニットは9V型と8V型が用意され、そのほかに200mmワイドメインユニット、2Dメインユニットとなっている。それぞれにネットワークスティックセットも用意され、全部で8種類という設定だ。 ■ラージサイズ（LS）メインユニット ■200mmワイドメインユニット ■2Dメインユニット サウンドの音質は『サイバーナビ』史上最高 カーナビで人気のカロッツェリアブランドだが、パイオニアはスピーカーからスタートした企業。その音質は現在も高く評価されており、カーオーディオ分野での存在感も大きい。 もちろん「サイバーナビ」も高音質を実現する設計思想のもと原音再生にこだわっている。高音質を実現する設計思想「マスターサウンド・アーキテクチャー」により、これまで培ってきた音質設計技術と知見を活かしながら高音質パーツを惜しみなく採用。「サイバーナビ」史上最高の音質を実現している。 デジタル信号処理部に限りなく正確なクロック波形を生成する「サウンドマスタークロック」と高音質オペアンプの搭載により、圧倒的な臨場感と音源収録時の質感を再現。また、音響特性を0.5dB刻みで補正できる「31バンドイコライザー」や、各スピーカーからリスニングポジションまでの距離を0.35cm単位で調整できる「タイムアライメント」などにより、細かな設定も可能となっている。 発表会では新型『サイバーナビ』に、7年ぶりのモデルチェンジとなったカスタムフィットスピーカーや、カロッツェリアのサウンドシステムを搭載したデモカーを用意。パイオニアのエンジニアがチューニングしたサウンドを視聴することができた。 デモカーには最新モデルカスタムフィットスピーカーが組み合わせられ、車両によっては既存製品ではあるもののアンプやサブウーファーも装着。パイオニアのエンジニアが直々にチューニングしているだけに、カーオーディオの環境としては非常に恵まれたセッティングになっていた。 デモカーに搭載されたのはいずれもトップモデルの「AVIC-CQ912IV-DC」。スピーカーなどの周辺環境も優れており、そのサウンドはとても素晴らしいものであった。 スマートフォン以上のカーナビ性能、動画コンテンツ視聴、純正以上のサウンド（一部のハイエンドオーディオを純正装着しているのでなければ）を同時に求めるのであれば、「サイバーナビ」とカロッツェリアのサウンドシステム群は好適と言えるだろう。
MotorFan編集部
