マッチングアプリ悪用“ぼったくり”、相手に不信感はゼロ? どう見抜く?【Nスタ解説】
ホラン千秋キャスター: 気分も高揚しているし、初めて会う方なので緊張もしていたと思います。正常な判断が出来ずに仕方がないという状況ですね。 オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表: お酒も飲んでいますし、「まさか自分が被害に遭うなんて」という思いもあるでしょう。気づくのが難しいですね。マッチングアプリ利用率が上がっている今だからこそ、誰でも登録できるようなものではなく、きちんとしたアプリを使うことが大事だと思います。 ■“ぼったくりユーザー” どう見抜く? マッチングアプリ対策は? ホランキャスター: 本当にきちんとしたアプリでも悪質なユーザーがいるかもしれない。それを見抜くことは難しいのでしょうか。 井上キャスター: 私は個人的に出会いが少ないので、アプリに登録して何人かにお会いしました。やってみて思ったのは、本人確認などを行うきちんとしたアプリを選べばリスクはだいぶ軽減できるかなと。 マッチングアプリが悪いというよりも、アプリがどういうものなのか調べるだけでリスクがゼロにはなりませんが、軽減できると思います。 良原キャスター: マッチングアプリ「with」では、▼アプリ登録時、本人確認のためにパスポートなど公的証明書を提出 ▼監視システムで悪質ユーザーを排除 ▼悪質ユーザーの情報発信 ▼会う前の連絡先交換への警告などの対策を行っているそうです。 マッチングアプリ「with」によりますと“ぼったくり” “ロマンス詐欺”の可能性のあるユーザーの特徴は▼すぐに会おうとする▼LINEなど連絡先をすぐに交換 ▼会う店を教えてくれないなどがあるといいます。 青島克行弁護士に利用時の注意点を聞きました。 【自己防衛策は?】 ・中には犯罪や勧誘目的の利用者が存在することを忘れない ・お店は自分で選び相手に伝える ・相手や店に少しでも違和感があれば迷わず店の外へ 井上キャスター: 「(事業者は)プラットフォームを用意しただけで責任を負いません」という時代ではありません。
オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表: 身近になるとそれを悪用する人が出てくるというのは、SNSを始めどこでも一緒なので、それを前提で利用することが大切ですね。 ========== <プロフィール> 秋元里奈 さん オンライン直売所「食べチョク」代表、33歳、神奈川の農家に生まれる。
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