毎年、実家から「お米」など仕送りが届きます。親に「配送料が高くなった」と聞いたのですが、実際どのくらい値上がりしたのでしょうか?
遠距離へ荷物を送ると、いくらかかる?
それでは、一般家庭から遠距離の送り先へ荷物を送ると配送料はいくらかかるのでしょうか。段ボール(100サイズ)に5kgの食べ物を入れた状態として、各地域から東京都へ「ゆうパック」の冷蔵(チルド)便で発送したケースで見積もります。 <例> (1)北海道から東京都へ発送した場合 基本運賃2020円+冷蔵(チルド)付加料金675円=2695円 (2)京都府から東京都へ発送した場合 基本運賃1620円+冷蔵(チルド)付加料金675円=2295円 (3)香川県から東京都へ発送した場合 基本運賃1780円+冷蔵(チルド)付加料金675円=2455円 (4)熊本県から東京都へ発送した場合 基本運賃2020円+冷蔵(チルド)付加料金675円=2695円 (5)沖縄県から東京都へ発送した場合 基本運賃2160円+冷蔵(チルド)付加料金675円=2835円 ゆうパックは、荷物の縦・横・高さの合計が170センチ、重さ25kgまでが基本運賃です(25kg以上30kgまでは「重量ゆうパック」として別料金が設定されています)。 距離が遠くて海を越える地域の場合だと基本運賃が2000円以上になり、荷物の中身によっては、運賃が中身の値段を上回ってしまう可能性がある結果になりました。
まとめ
2023年から2024年にかけて、主な配送会社で宅配便運賃が値上げされました。値上げの主な原因はコスト上昇で、その一因として荷物取扱量の増加と再配達率の高さがあります。 宅配ボックスやコンビニ受け取り等をなるべく利用して再配達を減らし、事前に運賃がどのくらいかかりそうか確認してから荷物を発送することが望ましいでしょう。 出典 日本郵便株式会社 ゆうパックの新運賃のお知らせ ヤマト運輸株式会社 2024年4月1日から宅急便の届出運賃・料金を改定 佐川急便株式会社 2024年4月1日付宅配便届出運賃等の改定のお知らせ 国土交通省 宅配便の再配達削減に向けて 日本郵便株式会社 国内の料金・運賃早見表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部