アメリカ最大規模のベーシックアパレル「フルーツ オブ ザ ルーム」の歴史に裏付けられたアメリカンスタンダード
FRUIT OF THE LOOMのアイコン的な存在、パックTシャツ
1960年代ごろからTシャツやスウェットシャツはパックに入れて売られるようになっていく。それは現在でも続いており、FRUIT OF THE LOOMのパックTシャツは、いまではブランドの代名詞的な存在になっている。こちらも時代や国によってバリエーションがさまざまあるようだ。
「本国アメリカでもパックTシャツはアイコン的な商品で、その時代ごとにパッケージデザインなど変化を続けながら、いまに至るまでFRUIT OF THE LOOMの代名詞的なアイテムです。 現在日本で販売しているアイテムは『スタンダードクルーT【2枚組】』という日本限定商品なのですが、1枚はホワイト、もう1枚はカラーというもので全13色のバリエーションがあります。このアイテムは発売から10年ほどが経ち、まさに日本での定番アイテムとなっています。 アメリカでも定番で使われているCOTTON USAの『3930R』という生地を使い、シルエットは日本人に最適なサイズ感のジャパンフィットとして展開しています。 COTTON USAの『3930R』というTシャツと同じ生地を使っており、これはアメリカでも定番で使われている生地になっています。シルエットは日本人に最適なサイズ感のジャパンフィットとして展開しています」
現在アメリカ、ケンタッキー州ボーリング・グリーンに本社を置くFRUIT OF THE LOOM。 長い歴史を経て現在では、アメリカ最大規模のベーシックアパレル製造会社へと成長している。もっともアメリカンスタンダードなブランドはFRUIT OF THE LOOMなのではないだろうか。アメカジフリークな人に、ぜひおすすめしたい。
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