オリックス・阿部翔太、1200万円減4800万円サイン 相次ぐ故障で登板17試合、来季は投手キャプテン「身が引き締まる」
オリックスの阿部翔太投手(32)は28日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、6000万円から1200万円ダウンの年俸4800万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。 2年連続40試合登板で迎えた今年は、初めて背番号「20」で臨んだシーズンだった。右肩の違和感、脚の肉離れと相次ぐ故障に見舞われて、登板は17試合にとどまり、0勝1敗4ホールドの防御率1・84だった。球団からは「来年は活躍してもらわないと困る」とハッパを掛けられたという。 選手間で頓宮や宗から「投手キャプテン」を打診され、引き受けた。まだ調整が終わっていないもようで、球団から正式に任命されたわけではなさそう。それでも、酒田南高(山形)と成美大でも主将を経験しており、リーダーシップに関して「そこは大丈夫です」と胸を張る。「普段ふざけてるときが多いですけど、やるときはしっかりコミュニケーションも会話もできているので、そこは変わることはないです」と話す。 投手キャプテンを務めることで「1軍に居ないと引っ張っていけない部分ももちろんあるので、責任感を持って、より身が引き締まるというか、やらないといけないなと思ってます」と決意を語った。
中日スポーツ