リバプール移籍噂の久保建英、“優先交渉権”を持つマドリーは売却容認と現地報道。再獲得よりも51億円取得を選択。ペレス会長は「3000万ユーロのためなら...」
「マドリーでは決して納得させられなかった」
レアル・ソシエダの久保建英はプレミアリーグの名門リバプールに移籍するのか。スペインでも小さくない話題となっている。 【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! 注目されるのは、古巣であるレアル・マドリーの動きだ。この欧州王者は、久保をレアル・ソシエダに売却する際、他のチームからオファーが来た場合の優先交渉権と、移籍した場合の移籍金の半分を受け取れる権利を契約に盛り込んだというのはこれまでも何度も報じられてきた。 つまり、ソシエダにリバプールから正式オファーが届けば、マドリーは先に交渉をすることができる。また、仮に契約解除金の満額の6000万ユーロ(約102億円)で売却されれば、その半分の3000万ユーロ(約51億円)を手にできるのだ。 レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は「クボとリバプールの契約に対するフロレンティーノ(・ペレス会長)の反応『3000万ユーロのためなら...』」と題した記事を掲載。こう伝えている。 「タケ・クボは非常に優れたクオリティと個性を備え選手であるにもかかわらず、レアル・マドリーでは決して納得させられなかった。このため、彼らは折れてソシエダへの売却を受け入れた。『3000万ユーロなら良い売却だ。我々は受け入れるつもりだ』と、チームに直接影響を与えるオペレーションについてマドリー内で認めている」 同メディアは「現時点でのマドリーの攻撃力では、タケ・クボを獲得することは考えていない。ヴィニシウス、エムバペ、ロドリゴ、エンドリッキ、アルダ、ブラヒムがいれば、彼に居場所はないのだから、それは当然だ」と続けている。 現状では再獲得するメリットは薄く、現金化が得策と考えているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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