趣味の自転車がお仕事に!? 「弱虫ペダル」作者の渡辺航さんに進路相談してみた
連載15周年突破記念展 11月25日まで
こんにちは、ミーキャップ取材班のyoshi(西南学院大学2年)です。突然ですが、皆さんは「弱虫ペダル」をご存じですか? ■超!弱虫ペダル展 福岡ステージの様子【写真あり】 高校生の自転車競技を題材にした「週刊少年チャンピオン」で大人気のスポーツ漫画です。15年以上も連載されていて、累計の発行部数が3000万部を超えているそうなんです! 今回、大丸福岡天神店で「連載15周年突破記念 超!弱虫ペダル展 福岡ステージ」が開かれているということで、取材させていただきました!というのも実は私、自転車競技の審判のライセンスを取ったんです。 きっかけは、この漫画が大好きなのと、私の出身地である長崎県・壱岐で自転車のロードレースが開かれていて、大会を裏で支えてきた父の存在もありました。しかも!この日は、同じ長崎の出身で作者の渡辺航先生が福岡に来るらしい…。ドキドキしながら会場へ向かいました。
まずは展示内容についてご紹介しましょう。なんと!渡辺航先生から直接、推しポイントを教えてもらいました!「(複製ではない)本物の原画だからこそ、肉眼で見る楽しみがあるんです。例えば、色、紙の厚み、ベタとホワイトの入れ方…。筆跡から感じ取れる熱意、アナログ特有の後戻りできない緊張感を見てほしいですね」先生いわく「原画はある種、タイムカプセルだ」と表現されていました。
実際に展示を見た私の感想は、ひと言で「感激!!!」。原画はなんと200点以上も!中でも感激したのが、主人公の小野田坂道が所属する総北と、ライバルである箱根学園の部室が再現されたコーナーです!ロッカーの扉を開けてみると、各キャラクターにまつわる道具が置かれていました。
一番印象的だったのは真波山岳のロッカーにあった「SHIMANOのサイクルボトル」。作品を読んでいる人だったら「あっ、あのボトルかも!」となるはず…笑。ちなみに真波山岳は、主人公と激闘を繰り広げるライバルです。展示の目玉はロッカーだけではありません。写真スポットではキャラクターになりきってハンドルを握り、作品のワンシーンを再現できます。