趣味の自転車がお仕事に!? 「弱虫ペダル」作者の渡辺航さんに進路相談してみた
人気キャラの御堂筋翔が「巨大御堂筋」となって展示されているコーナーもありました。製作するのにクラウドファンディングで資金を募り、読者やファンが参加したそうです。一体感も迫力もある素晴らしい展示で感激しました!
渡辺航先生には控え室でインタビューする機会もいただきました!まずは先生、自転車競技(ロードレース)を題材にした作品を書くきっかけを教えてください。 「もともとマウンテンバイクに乗っていて、自転車を買い替える時、友人が『ロードバイクがおすすめだよ』と。そんなに勧めるなら買ってみよう、せっかく買ったからには乗らないともったいないということで、1日10キロを目標に走ったり、ロードレースを見たり…。そのうち趣味になり、本格的に好きになりました。そんな雑談を出版社の担当者さんとしていたら『自転車の漫画を書いてみなよ』と言われて描き始めたんです」意外です! 小さなきっかけから始まったんですね。
「弱虫ペダル」は運動音痴で未経験者だった主人公が、自転車やロードレースをきっかけに、自分の可能性を見つけて成長していく物語です。私にとって今回の取材は初めての経験で、小学生の頃から好きだった漫画について記事に書けるのは楽しい一方、渡辺航先生との対談はとても緊張しました。そんな中でも先生の作品に対する熱意を聞くことができ、将来のアドバイスも頂きました。 私も、自分が自転車競技を好きなこと、そのきっかけとなった父のこと、壱岐で開かれているロードレースのこと、競技を裏で支える立場になれたこと…。いろんな思いを渡辺航先生に伝えられたことで「もっと自転車の魅力を広めていけたらいいな」と改めて思いました。皆さんも「超!弱虫ペダル展 福岡ステージ」に足を運び、自分の可能性を見つけてみませんか。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!
西日本新聞社