今季からリヴァーレの主将を務めるアウトサイドヒッターの上坂選手。代表入りも期待されている

バレーボールSVリーグ、Astemoリヴァーレ茨城で今季より主将を務める上坂瑠子選手に9月30日の開幕記者会見で今季の抱負を聞いた。 ――今シーズン、キャプテンを務める事に対して。 上坂：監督からお話があってキャプテンを受けさせていただきました。キャプテンだからこれをやる、何かをするっていうのはそこまで深く追い求めてはいなくて、まず自分らしさを大事にして全員でチームを作っていけたらと思っています。 ――どういうことを期待されてキャプテンに指名されたと思いますか? 上坂：もちろん、チームをまとめることも求められているとは思います。 でも…自分、力を抜くのが下手というか、何でもかんでも全力でやってしまうところがあるんですけれども、そういった姿をみんなに見せるのもキャプテンとしてはすごく大事だと思っていて。いろんなことに先頭を切ってやっていく姿を期待されているのかなと感じています。 ――プレイヤーとして今季の目標は? 上坂：昨シーズンは怪我をしてしまい、ワンシーズンを棒に振ってしまいました。その分、今年にかける思いはすごく大きく持っています。 キャプテンとしてもそうですが、プレーヤーとして自分の持ち味をしっかり出し切ることをやり遂げたいですね。 チームはここ数年ずっと同じ順位（3年連続7位）なので、その順位を突破して、良い結果を出せるように頑張りたいと思います。 ――豪華な開幕記者会見でしたが、今日の感想は？ 上坂：「いよいよSVリーグが始まるんだな」と、改めて感じました。私たちも頑張らないといけないですね。 ――チームの紹介動画で主演を務めてらっしゃいますね。「すごく格好良い！」と好評です。 上坂：なんというか、私は良く分からないまま適当に立っていたんですけれども(笑)、映像を作ってくださった方が上手かったのだと思います。格好良く仕上げていただきました。 ――SVリーグにあたってチームの周辺や会場の雰囲気も変わってくると思います。そこに対する抱負は？ 上坂：世界を見据えたSVリーグです。それにふさわしいバレーもすることももちろんですが、応援してくださる方々がいるからこそ私たちはバレーをできています。その皆様に恩返しといいますか、バレーボールの魅力をもっとお届けできるように私たちも頑張りたいと思っています。 ――開幕戦はアウェイで群馬と対戦。月曜日と火曜日の夜19時からになります。変則的な日程で、なおかつナイトゲームになりますね。 上坂：はい、初めての経験ですね。 その週末にはひたちなかで自分たちのホームゲームもありますし、開幕節からハードにはなりますが、チームはしっかり準備してきています。後はやるだけです。 しっかり調整して試合に臨みたいと思います。 ――対戦する群馬グリーンウイングス（トップカテゴリー初参戦）の印象は？ 上坂：過去にサマーリーグなどで対戦しましたが、エネルギーがすごくて勢いがあるチームだと感じています。その勢いに負けないくらい私たちもエネルギーを出してやっていきます。