“仙台のバンディエラ”梁勇基氏の引退試合、出場選手第4弾が発表! ついに佐藤寿人氏が参戦、在籍中に日本代表入りを果たした六反勇治も出場決定 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】ベガルタ仙台は11月7日、今年12月14日に本拠地『ユアテックスタジアム仙台』にて開催を予定している元北朝鮮代表MF梁勇基氏(現クラブコーディネーター)の引退試合に出場する選手(第4弾)をクラブ公式サイト上で発表した。 仙台で公式戦通算617試合に出場し、83ゴール61アシストをマークした梁氏の引退試合が12月14日に実施される予定だ。 仙台のクラブ公式サイトによると、梁氏の引退試合は12月14日の14:00にキックオフ予定。会場は本拠地『ユアテックスタジアム仙台』での開催が想定されている。 1982年1月7日生まれの梁氏は現在42歳。2004年に仙台へ入団すると、2019シーズンまで同クラブでプレーした。2020、2021シーズンはサガン鳥栖に在籍したものの、2022年1月には完全移籍で仙台に復帰。2023シーズン限りで現役を引退するまで、“仙台のバンディエラ”(イタリア語で『旗手』『旗頭』の意味。一つのクラブやチームに長年所属している選手を指す)として多くのファンに愛された。 梁氏の引退試合にはクラブレジェンドが続々と集結。すでに第1弾~第3弾が発表されており、梁氏と共に仙台で一時代を築いた赤嶺真吾氏(2021年に現役引退)や、2019年に一度現役を引退したものの、今年7月に品川CC横浜(神奈川県社会人サッカーリーグ1部)でロールモデルプレイヤーとして現役復帰を果たした太田吉彰、宮城県仙台市出身で仙台一筋の現役生活を貫いた「Mr.ベガルタ」千葉直樹氏、J1リーグで2位と大躍進を遂げた2012シーズンの正守護神・林卓人氏、長年仙台でプレーしたレジェンド・関口訓充らの参戦が決まっている。 今回発表された第4弾では、ネットやSNS上でファンから待望論が上がっていた元日本代表FW佐藤寿人氏の参戦が決定。佐藤氏は2003-2004シーズンに仙台でプレーし(2003シーズンは期限付き移籍)、その後に加入したサンフレッチェ広島で明治安田生命J1リーグ(現:明治安田J1リーグ)優勝を3回経験するなど華々しいキャリアを築いた。また、瞬間的なスピードやワンタッチゴールといった特長を武器に日本代表でも活躍。公式戦31試合に出場して4ゴール1アシストを記録している。 また、第4弾では現在FC琉球に在籍している元日本代表GK六反勇治の出場も発表された。2015-2016シーズンに仙台でプレーした六反は、正守護神としてチームを最後方から支えた。さらに、2015年5月には日本代表候補トレーニングキャンプメンバーに初招集され、7月にはEAFF東アジアカップ2015に臨む日本代表のメンバーに追加招集され、初のA代表入りを果たした。2016シーズンは負傷の影響もあって出場機会を減らしたものの、明治安田生命J1リーグを戦う仙台のために奮闘した。 仙台のクラブ公式サイトが発表した引退試合に出場する選手(第4弾)は次のとおり。 ■梁勇基引退試合 presented by SGC ※五十音順、()内はクラブ所属歴 ※今後、出場選手は決定次第、順次発表。 ※出場選手は、諸般の事情により変更が生じる可能性あり。 ※敬称略 佐藤寿人(2003年~2004年) 六反勇治(2015年~2016年)