「クレイがずっと出てたら18本は決めてた」カリーが3ポイント新記録樹立のマレーを称賛しつつ、相棒トンプソンを引き合いに<DUNKSHOOT>
現地時間12月16日(日本時間17日)のユタ・ジャズ戦、サクラメント・キングスのキーガン・マレーがキャリアハイの47得点に8リバウンド、2スティールの大暴れを見せ、チームを125-104の快勝に導いた。 【動画】マレーの47得点&トンプソンの52得点をプレーバック! キングスはドマンタス・サボニスが20得点、10リバウンド、8アシスト、マリーク・モンクが18得点、8アシスト、ハリソン・バーンズが16得点、ケビン・ハーターが11得点、5アシストをマークしたのだが、圧巻だったのはマレーだった。 第3クォーターに7本の3ポイントをノーミスで放り込んで計26得点を稼ぎ出し、1つのクォーターにおける球団新記録を更新したほか、11本連続成功というNBA新記録も樹立。試合を通じて成功率80.0%(12/15)と、驚異的なパフォーマンスを披露した。 なお、ゴールデンステイト・ウォリアーズは同じ日、ブルックリン・ネッツに124-120で勝利し連敗を3でストップ。ステフィン・カリーが6本の3ポイント成功を含む37得点に3ブロック、クレイ・トンプソンも4本の長距離砲を沈めて24得点に5リバウンド、3アシストと活躍した。 試合後、マレーが第3クォーター終了時点で3ポイント成功率92.3%(12/13)という超絶パフォーマンスを見せていると記者から知らされたカリーは「まだ続いてるの?凄いな。まだ12本のままかい?もっと伸ばすんだ!」と、時折笑みを見せながら返答。 すると“スプラッシュ・ブラザーズ”の相棒トンプソンが2018年10月29日のシカゴ・ブルズ戦で樹立した1試合最多成功数(14本)の記録を引き合いに出し、「クレイがシカゴでずっと試合に出ていたら、18本は決めていたよ」と続けた。 トンプソンはそのブルズ戦、3ポイント成功率58.3%(14/24)で52得点の大暴れを見せたのだが、第3クォーター終了時点で大差がついていたこともあり、同クォーター残り4分5秒でベンチに下がり、お役御免となっていた。もしこのままコートに立ち続けていれば、さらなる記録更新を十二分に狙えたとカリーには映っていたのだろう。 今後、トンプソンの記録を抜く選手は現われるのか。その一番手は、この日爆発力を存分に発揮したマレーかもしれない。 文●秋山裕之(フリーライター)
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