【久留米競輪(ナイター)FⅠ】「1カ月間は車いすだった」筒井敦史が選手人生で最大のピンチを乗り越えた
<20日・久留米競輪・前検日> 岡山のベテラン・筒井敦史はまだ終わらない。5月の地元玉野FⅠの転倒で骨盤と鎖骨を骨折。復帰まで半年間を要す重傷だったが、出走本数不足を考えて先月の小田原FⅠから強引に復帰した。 「1カ月間は車いす生活でした。今までで一番の大けがだったけど、最大限に頑張って戻ってきました」。努力の甲斐あって復帰後3場所の競走成績は103.60点で、前期(103.16点)を上回っている。「これ以上のない再スタートができた。この先もしっかり走ることをテーマに頑張ります」。選手人生で最大のピンチを乗り越え、元気たっぷりに笑っていた。